風鈴が鳴らない原因はこれ!今すぐできる簡単な対処方法を紹介!

風鈴 鳴らない 対処法
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うだるような暑さを少しでも和らげようと風鈴を吊るしたけど、全然音が鳴らなくて困っていませんか?

風鈴が鳴らない原因は自分で考えていると分かりにくいと思いますが、以下の点を直せばきれいに鳴るようになります。

風鈴が鳴らない時の対処法
  • 短冊を大きく、重くして風を受けやすくする
     
  • 短冊と舌の紐の長さを調節する
     
  • 舌の位置を浅くする
     
  • そもそも風鈴に風が当たっていない

次のから風鈴が鳴らない原因とともに対処法を詳しくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください!

目次

風鈴が鳴らないのはなぜ?

風鈴が鳴らない理由

早速ですが風鈴がうまく鳴らない原因は何なのでしょうか?

風鈴がうまく機能していない

鳴らない原因を知るには、まず風鈴が鳴る仕組みを知る必要があります。

風鈴は以下の3つの部品から作られています。

風鈴 鳴らない 原因
  • 外見
    ガラスや金属、陶器など様々な素材で作られています。

    形状は丸いものから、様々な形のものまで多岐にわたります。

    この外見が風鈴の音色に大きく影響を与え、ガラス製の風鈴は澄んだ高い音がそして金属製のものはより深みのある音色を奏でます。
     

  • 風鈴の内部に取り付けられており、風によって動かされることで外見と接触し音が鳴ります。

    舌の材質や形状も音色に影響する要素の一つです。
      
  • 短冊
    短冊は風鈴の下部にぶら下がっている紙や布などでできた帯のことを指します。

    風を受け止める役割を持っており、風鈴の舌が外側と接触しやすくなるようにします。

    また短冊には夏の風情を感じさせる詩句や願い事が書かれていることが多く、風鈴の装飾的な要素としても大切なものです。

このように1つ1つの部品には重要な役割があり、どれか1つでも機能していなければ風鈴は鳴りません。

そもそも風鈴に風が当たっていない

先ほどお伝えしたように風鈴は風が舌(風鈴の中で揺れて当たる部分)に当たることで揺れが生じ音が鳴ります。

したがってあなたの風鈴が以下の状況であると、風鈴の各部品が動かないため音を出すことができません。

  • 天気が穏やか
    天気が穏やかだと風が全く吹いていないことがあります。

    特に晴れて穏やかな日や風のない夜間は、風鈴が鳴らないことが多いです。
     
  • 風通しが悪い
    風鈴が設置されている場所が風通しの悪い場合、風が当たらずに鳴らないことがあります。

    例えば建物の陰になっている場所や風が遮られる場所に風鈴を設置すると、風が十分に当たらず音が出ません。

風鈴が鳴らない時にやるべき対処法3選!

風鈴 鳴らない 対処法

ここでは風鈴が鳴らない時にやるべき対処法をお伝えします。

  • 風鈴を吊るす場所を見直す
     
  • 短冊を大きく、重くして風を受けやすくする
      
  • 短冊と舌の紐の長さを調節する
     
  • 舌の位置を浅くする
     
  • 風鈴を清掃して可動部を確認する

風鈴を吊るす場所を見直す

風鈴を風通しの良い場所に移動することで、自然の風を利用して風鈴が鳴りやすくなります。

おすすめの場所は以下の通りです。

  • 窓辺
     
  • ベランダやバルコニー
     
  • 庭の木の枝

ただどうしても自分の家にはこのような場所がないという人は、苦肉の策となりますが扇風機やエアコンなどの人工的な風を利用しましょう。

この時あまりにも風鈴に当たる風が強いとうまく鳴らないので、風が風鈴に当たる角度や風量はうまく調整するようにしましょう。

短冊を大きく、重くして風を受けやすくする

風鈴が鳴る流れは以下の通りです。

  • 風によって短冊が揺れる。
     
  • その揺れが紐を介して舌を揺らす。
     
  • 舌が風鈴の外見に接触し、美しい音が生まれる。

ここで風鈴の音色を生む最初のステップである短冊が風で揺れることが非常に重要です。

これがうまくいかないと風鈴は鳴りません。

あなたの風鈴の短冊が以下の2点で問題ないか確認しましょう。

  • 面積が適度に広いか
     
  • ある程度重さがあるか

短冊の面積が広いと風を受ける部分が広くなり、より短冊が揺れやすくなります。

そして重さがあれば、風による揺れが紐に伝わりやすくなります。

もし短冊が軽すぎると感じたら、短冊の下部にクリップを1つか2つ留めると良いでしょう。

短冊と舌の紐の長さを調節する

風鈴を鳴らすためには短冊の揺れを舌が受け取る必要がありますが、紐の状態が適切でなければその揺れが舌に伝わらず風鈴は鳴りません。

この紐に関する重要なポイントは二つです。

  • 紐がやわらかすぎる
     
  • 紐が長すぎる

もし紐がやわらかすぎるとその揺れが紐に吸収されてしまい風があっても短冊が単に揺れるだけか、紐が回転してしまうだけで終わってしまいます。

市販の風鈴でこの点が問題になることはあまりありませんが、もし問題があるなら少し太めの紐に変えてみて、紐の剛性を上げてみましょう。

また紐が長すぎるとこの紐が揺れを吸収してしまい、結果として舌が動かなくなります。

実際には紐が長すぎる問題の方がよく起こります。

紐が長すぎる場合はそれを短くして再び結び直してみてください。

理想的な長さは約4~5cmです。

ほとんどの風鈴がこの調整だけでわずかな風でも美しい音色を奏でるようになるでしょう。

舌の位置を浅くする

以上の2点を確認すれば、ほぼすべての風鈴が鳴っているはずです。

しかしせっかく音を出してくれるのであれば、その音色をより美しくしたいですよね。

ここで重要になるのが、音色を左右する舌の位置です。

風鈴の外見と直接触れる部分は舌だけなので、この部分を調整することで風鈴のクリアな音色を引き出すことができます。

どの位置で音を出しても同じだろうと思うかもしれませんが、調整後の音色の変化には驚かされると思います。

では最適な位置は具体的にどこかと言いますと、外見の縁に舌が触れるのが1番いい位置になります。

このように外見の縁に舌が当たるようにギリギリの浅い位置にすることで、風鈴の音色を最大限に響かせることができます。

風鈴を清掃して可動部を確認する

ホコリや汚れが可動部にたまっていると、風鈴の動きが悪くなり音が鳴らなくなります。

特に舌や紐が動く部分は、清掃によってスムーズに動くようになります。

柔らかい布で拭いたり、綿棒などで細かい部分を掃除しましょう。

風鈴の寿命を延ばすためにも、定期的なメンテナンスは大切です。

【注意】安い風鈴は何をしても鳴らないこともある

風鈴が鳴らない時の対処方法をお伝えしましたが、100均で売っているような風鈴の中には粗悪品が混ざっていることもあります。

この方は台風ほどの風を受けても、風鈴が鳴らないとのこと。

恐らく外見が軽すぎて風が吹いても風鈴全体が風になびいてしまい、舌が外見に当たらないため鳴らないと思われます。

外見を重くして安定させるのはなかなか難しいので、このような場合は新しく風鈴を買ったほうがいいでしょう。

おすすめの鳴りやすい風鈴3選

音がしっかり鳴る風鈴を選びたいなら、伝統工芸品など品質にこだわった商品がおすすめです。

ここでは特に評判の良い風鈴を3つご紹介します。

川崎の南部鉄器風鈴

重厚感のある音色が特徴で、非常に鳴りやすいと評判です。

鉄製なので耐久性もあり、長く使えるのが魅力

見た目も落ち着いており、和風のインテリアにもぴったりです。

少し重いので、しっかりと吊るせる場所を選びましょう。

江戸風鈴(篠原風鈴本舗)

手作りのガラス風鈴で、一つ一つ音色が異なるのが特徴です。

そして軽量なのでわずかな風でもしっかりと音が鳴ります。

透明感のある音が夏の涼しさを引き立ててくれ、またデザインも豊富なので選ぶ楽しさもあります。

瀬戸焼の陶器風鈴

陶器特有のやわらかい音が鳴る風鈴です。

風が強くなくても音が響きやすく、ベランダなどに適しています。

陶器製なので割れやすさには注意が必要ですが、その分上品な音色が楽しめます

インテリアとしての存在感も抜群です。

風鈴が鳴らないことに関するよくある質問

風鈴が鳴らないことに関してよくある質問についてまとめました。

風鈴の短冊はどこで買える?

風鈴用の短冊は、ホームセンターや100円ショップ、ネットショップなどで手に入ります。

また自作することもできるため、和紙や折り紙を使って自分好みに作るのもおすすめです。

最近ではデザイン入りの短冊も販売されており、風鈴の雰囲気に合わせて選ぶことができます。

短冊を替えるだけでも風鈴の印象は大きく変わります。

風鈴は屋内でも鳴らせる?

風鈴は基本的には屋外用ですが、屋内でも風を起こせば鳴らすことができます。

例えば扇風機やサーキュレーターを使えば、室内でも涼しげな音を楽しめます。

特に静音タイプの風鈴を選べば、室内でも安心して使うことができるでしょう。

風鈴が鳴らない原因はこれ!今すぐできる簡単な対処方法まとめ

今回は風鈴が鳴らない原因、今すぐできる簡単な対処方法についてまとめてみました。

これらの方法を試せば、鳴らない風鈴はもう存在しないと言っても過言ではありません。

また舌の位置は音量の調整にも役立ちます。

もし近隣への配慮が必要だと感じたら少し深めに調整してみましょう。

あるいは短冊の重さを増やして揺れを抑えると音は静かになります。

まだまだ暑い日が続きますが、風鈴で少しでも涼しく過ごしてくださいね。

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