大学生になって一人暮らしを始めると、自分の時間を自由に使えるようになります。
友人や恋人を自宅に招いて楽しむこともできますね。
でも一人暮らしは決して楽ではありません。
実際多くの大学生が「一人暮らしがきつい」と悩んでいます。
あなたもこのきつい理由を知らないと、せっかくのキャンパスライフが苦痛になってしまうかもしれません。
今回は大学生の一人暮らしがきつい思ってしまう理由についてまとめました。
きついときの改善方法もお伝えしますので、ぜひ読んでみてくださいね!
大学生の一人暮らしが意外ときつい理由
早速ですが大学生の一人暮らしが意外ときつい理由は以下の通りです。
- 生活費の管理が大変
- 勉強とバイトで忙しい
- 家事が終わらない
- 生活リズムが崩れる
- 寂しさで不安になる
次からそれぞれ詳しく説明していきます!
生活費の管理が大変
一人暮らしをすると生活費の管理を自分でやらなくてはいけないことがが最大の難点ではないでしょうか。
家賃や光熱費、食費や日用品など、一人暮らしにはかかせない出費がたくさんあります。
ある調査によると、一人暮らしの大学生が使う月の生活費の平均は121180円という結果がでました。
それに比べて実家暮らしの生活費はたったの62970円です。
一人暮らしでは家賃が最大の出費になりますが、実家暮らしでは必要なお金が「2倍以上」も違うのです。
こんなにお金がかかると、たとえ親から仕送りがあってもアルバイトを相当頑張らなくてはいけないでしょう。
お金のやりくりに苦労している一人暮らしの方は多いでしょう。
勉強とバイトで忙しい
アルバイトに追われる日々で、勉強に手が回らないという悩みを抱える学生は少なくありません。
特に期末試験やレポートの締め切りが迫る時期は、学業とアルバイトの両立が困難になります。
このような状況では、どうしても勉強を優先しなければなりません。
理系の学生は特に注意が必要です。レポートや研究の量は文系よりも多く時間もかかります。
アルバイトで生活費を稼ぐために勉強をおろそかにし、留年することになったら元も子もありません。
家事が終わらない
大学生の多くは、いつもやらなくてはいけない「家事」に苦労しています。
高校生のときは家族が面倒を見てくれた家事も、一人暮らしでは自分でやらなければなりません。
料理、掃除、洗濯…これらの家事はすべて自分の責任です。
特に「料理」は献立を考えることから始まり、調理、片付けまで時間と労力がかかります。
外食や惣菜はお金がかかるので、自炊する人も多いでしょう。
料理だけでなく毎日やらなければいけない家事は、「一人暮らしは辛い」と感じさせる重大な要因です。
生活リズムが崩れる
実家暮らしのときは親に起こしてもらい、栄養バランスのとれた食事を食べていましたよね。
しかし一人暮らしになると、生活習慣が崩壊します。
- 夜更かしは当たり前
- 朝は二度寝三度寝
- 健康に悪い食べ物ばかり
夜更かしは自由で気持ちいいと思っているでしょう。
でもそのせいで朝は目覚めが悪くても誰も起こしてくれません。
また授業に遅刻したり欠席しまうと単位が危なくなります。
さらに自炊が面倒だと思ってインスタント食品やコンビニ飯で済ませると栄養不足に陥ることがあります。
寂しさで不安になる
一人暮らしは、精神的に不安定にになってしまう危険性が高いです。
家族や友人とのつながりを失ったり、新しい環境に適応できなかったり…。
それぞれの事情はありますが、寂しさと孤独感に苦しむ人が少なくありません。
特に入学直後は周囲と打ち解けるのに時間がかかり、孤独感や寂しさを感じやすいでしょう。
他人の幸せそうな姿を見て自分を責めてしまうこともあるので気を付ける必要があります。
それでも大学生の一人暮らしをおすすめするワケ
ここまで大学生の一人暮らしはきつい理由についたお伝えしてきましたが、私は大学生になったら一人暮らしを始めることをおすすめしています。
その理由は以下の通りです。
- 学校までが近い
- 親から自立できる
- 自分が好きなように過ごせる
学校までが近いので通学が楽
一人暮らしは通学時間が大幅に短くなります。
特に実家から遠方に進学した人は、一人暮らしのメリットを実感できるでしょう。
一人暮らしをするなら大学から歩いて行けるエリアに住むことがベストです。
交通費を浮かせることができますし、朝寝坊や授業の遅刻も防げます。
睡眠時間も十分に取れるので勉強や趣味に集中できます。
親から自立できる
一人暮らしは自立のための最高の機会です。
何でも自分でやらなければいけないという環境は、自分の責任感や能力を高められます。
親がやってくれていた家事やお金の使い道は、一人暮らしでは自分の判断と行動に次第になります。
これらは社会人として必要なスキルや知識を身につけるために欠かせません。
一人暮らしを通して自立することは、将来のためにも必要なスキルを身につけることにつながるのです。
自分が好きなように過ごせる
一人暮らしする大学生にとって自分が好きなように過ごせるのは最大のメリットです。
食事・入浴・就寝などの生活リズムは自分で決められるだけでなく、家族の目を気にする必要もありません。
もちろん恋人や友達を家に招くことも自由です。
親からの干渉が多かった人にとっては、一人暮らしの良さを強く実感できるでしょう。
きつい大学生の一人暮らしを改善する方法
先ほど大学生から一人暮らしをするメリットを紹介しましたが、大学生の一人暮らしがきついのは変わりないですよね。
そこで少しでもその状況改善させる方法について紹介します。
奨学金を利用する
大学生の一人暮らしは経済的にきついものです。
しかし奨学金制度を利用すればその悩みを解決できます。
奨学金制度とは、進学後に必要な費用を補助してくれるものです。
成績や所得などの条件を満たせば、誰でも申し込むことができます。
奨学金は借りるお金ではなく将来の自分への投資です。
毎月2~12万円の収入が確保できれば、生活費や教育費に困ることは少なくなるでしょう。
時短になる家電を使う
毎日の家事のせいで大学生の一人暮らしがきつくなっている人は、時短になる家電を使ってみましょう。
- 食洗機
- 自動調理鍋
- 電気圧力鍋
- 乾燥機付き洗濯機
- コードレス掃除機
これらのアイテムは、家事の時間や手間を大幅に減らしてくれます。
特に食洗機は、自炊をする人にとって必須のアイテムです。
料理は作るだけでも大変なのに、食べた後の皿洗いはもっと大変です。
皿洗いが溜まっていると、料理する気も失せてしまいますよね。
学生にとっては高価な買い物かもしれませんが、家事を楽にすることでストレスや疲労を軽減できます!
完璧を目指さない
大学生活と一人暮らしは初めての経験で、完璧にこなすのは難しいと感じるかもしれません。
それは自分だけではなく多くの人が共通して抱える悩みです。
だからこそ最初は無理をせずに、最低限の生活ができるレベルを目指すことが重要です。
毎日のことを完璧にやろうとすると、ストレスが溜まってしまいます。
週間単位で見て平均的にまずまずの状態なら十分だと考えましょう。
慣れてきたら少しずつ自分のペースを上げていくことができます。
お金をかけずに楽しめるものを見つける
一人暮らしの大学生は使えるお金に制限があるので毎日の生活は節約が必要です。
しかし節約だけでは楽しくないので、お金をかけなくても楽しめる趣味を見つけることが大切です。
散歩や筋トレなどは健康に効果的ですし、近くに図書館があれば読書で知識や感性を磨くことができます。
他にもサブスクのサービスを活用すればアニメや映画、ドラマなどのエンターテイメントを楽しめます。
またYouTubeで動画を見れば最新の情報や流行にも触れることもできます。
趣味は無理して作る必要はありませんが、余裕のない時でも気分を切り替えて集中できるものがあれば心にゆとりが生まれます。
生活リズムを見直す
健康的な日常を送らないと、風邪を引きやすくなるだけでなく医療機関への支払いも増えがちです。
一人暮らしでは自分の好きなように生活できる魅力がありますが、それと同時に自己管理の責任もあります。
毎日同じ時間に起きて寝るのはストレスフルに感じるかもしれませんが、それでも適切な休息は必要です。
特に睡眠は生活リズムを整える上で最も重要な要素です。
平日は早寝早起きを徹底し休日だけは少し夜更かししても大丈夫というルールを決めることで、健康的で快適な生活が送れます。
大学生の一人暮らしはきつい!理由と改善方法まとめ
今回は大学生の一人暮らしは意外にきついその理由と改善方法についてまとめてみました。
一人暮らしは最初は大変かもしれませんが、それを乗り越えると自分の思いのままに動ける素晴らしい生活が待っています!
学生としての成長や新たな発見ができるのも一人暮らしの魅力です。
この大切な時間を無駄に過ごさないように思い切り楽しみましょう!
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