「自宅のポストに引っ越しの挨拶が入ってたけど、どうすればいいの?」と悩んでいませんか?
結論から言えば、できれば何かお返しするのがいいでしょう。
ただ
- どうやってお返しをすればいいのかわからない
- 日中は仕事や家事が忙しくお返しする時間がない
- 顔も知らない人に会うのは気が引ける
という人もいるのでしょう。
そこで今回は引っ越しの挨拶がポストに入ってた時のおすすの対応策について紹介します。
引っ越しの挨拶がポストに入っていたら何かお返しするほうがいい理由
さっきほどもお伝えしたように、引っ越し挨拶がポストに入っていたらお返しはしたほうがいいです。
というのもこれから先、引っ越してきた人との間に良い関係を築くことはお互いにとってプラスになるからです。
以下に詳しい理由をお伝えします。
- トラブルが大きな問題に発展するのを防げる
- お互いに子供がいた場合、仲良くなれる
トラブルが大きな問題に発展するのを防げる
たとえば引っ越してきた方が、自分のアパートの下の階に越してきたとしましょう。
もしも将来、洗濯機が壊れて水漏れを起こしてしまったら、相手に迷惑をかけることになりますよね。
そんな時もしもお互いに顔見知りだったら、トラブルが大きな問題に発展するのを防げるかもしれません。
お互いに「あの時挨拶を交わした〇〇さんだ」と認識していれば、たとえ迷惑をかけたとしても全く知らない人よりは印象が悪くなりにくいです。
また逆の立場で考えてみましょう。
もし相手があなたのことを「引っ越し挨拶をしてくれたのに、お返しもしない人」と思っていたら、それに加えて「洗濯機を壊してトラブルを起こした嫌な人」という印象がついてしまいます。
お互いに子供がいるのなら仲良くなれる
引っ越しの挨拶をしてくれたご家庭にあなたと同じくらいの子供がいるのなら、何かお返しをしたほうがいいでしょう。
なぜならこれからお子さんを通じての交流や、親御さん同士で役立つ情報を交換することが増えてくるからです。
年齢が近いお子さんを持つ家庭とは、自然と助け合いや連携が生まれやすく子育てにおいても大きな支えになります。
引っ越しの挨拶をしてくれた方とお互いに気持ちよくやりとりができるよう、程よい距離感を保ちながら温かな関係を築いていくことをおすすめします。
引っ越しの挨拶がポストに入っていた時のお返しする方法
ここでは引っ越しの挨拶がポストに入っていた時のお返し方法についてお伝えします。
- 直接会いに行ってお礼を伝える
- ポストにお礼の手紙を入れる
直接会いに行ってお礼を伝える
わざわざ時間を割いて引っ越しの挨拶をポストに入れてくれたのならば、そのお礼は直接会いに行ってお礼を伝えるのがベストです。
感謝の思いを伝えることで、お互いの関係もより良いものへとなっていくでしょう。
もし用意することができれば粗品(500円程度のお菓子や日用品など)も一緒に渡せるといいですが、絶対に渡さなければいけないわけではありません。
そして相手の家に伺う時間にはちょっとした気配りが必要です。
お礼を伝えに行く時間は、お昼から夕方くらいまでの時間帯にしておきましょう。
朝早くや夜遅くあるいはお食事の真っ最中などの時間帯には、相手も忙しい可能性があります。
そういった時間にうっかり訪れてしまうと「相手のことを考えられない人」というイメージを与えかねず、せっかくのお礼も台無しになってしまいます。
お互いに気持ちよくやりとりをするためにも、訪問する時間には気を付けましょう。
また引っ越しされた方のお宅に挨拶に伺ったとしても、相手が留守にしていることがあるかもしれません。
たとえば一人で新しい場所に引っ越してきた方は、平日はお仕事でお出かけになっていることが多く、休日だってお買い物や用事で外出されることがあります。
最近では、家の中にいながらも、安全のために外出しているふりをする「居留守」を使うことも増えています。
直接お会いしてお礼ができると一番いいですが、何度か訪れてもお会いできない場合繰り返し訪問するのは3回までにしましょう。
それでもタイミングが合わなかったり居留守を使われていたりして顔を合わせられなければ、お礼の気持ちを込めた手紙をポストに入れるのが適切です。
ポストにお礼の手紙を入れる
3回引っ越しされた方のお宅に訪ねたが会えなかった、日中は忙しくお礼を言いに行けない場合はお礼の手紙をポストに入れておきましょう。
手紙を書く際に大切なのは、この手紙でやりとりをしっかりと完結させるということです。
要点をしっかりと押さえ、短くまとめるようにしましょう。
だらだらと長く書いてしまうと、受け取った方が「返信すべきかどうか」で悩んでしまう原因になってしまいますから、注意が必要です。
引越し先で相手が不在だった場合にお送りする手紙の文例を以下に示します。
○○様
○○号室の○○です。
この度はわざわざ挨拶にいらしてくださり、ありがとうございます。
お会いできず失礼いたしました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
引っ越しの挨拶のお返しが難しい人は無理にしなくても大丈夫
ここまで引っ越しの挨拶がポストに入っていたらお返しするのがいいとお伝えしてきました。
ただ日中家事や仕事で忙しかったり、顔も知らない人会うのは気が引ける人もいるでしょう。
そのような場合は、無理に引っ越しの挨拶のお返しをしなくても大丈夫です。
なぜかと言うと引っ越しの挨拶には「これまでご迷惑をかけたお詫び」と、「これからも良い関係でいてくださいね」という思いが込められているからです。
なので「ありがとうございます。こちらこそこれからもよろしくお願いします」と素直にその気持ちを受け取っておけばいいともいえるでしょう。
ただし後日会った際には一言お礼を
引っ越しの挨拶がポストに入ってたからといって無理にお返しをする必要はありません。
ただもし後日外で引っ越ししてきた方と会うことがあれば、一言お礼を伝えましょう。
伝える内容は難しく考える必要はなく、たとえば「この間はありがとうございました。」、「いただいたもの、すごく役に立っています」、「とっても美味しかったです」といった風に感謝を伝えるといいですね。
また相手は引っ越してきたばかりで、地域の暮らし方やゴミの出し方、地元の役立つ情報がまだよくわかっていません。
近所づきあいがまだ浅いと、こういった情報を集めるのは一苦労です。
なのでお礼を伝えるとともに、地域独自のルールを教えてあげるとよりいいでしょう。
そして次にお会いするときに、「こんにちは!」と声をかけるだけでも、ご近所づきあいの良いスタートになります。
話をするたびに引っ越してきた方の人となりがわかってくるので、地域の安全や防犯にもつながります。
引っ越しの挨拶がポストに入ってたらお返しすべきかまとめ
引っ越しの挨拶がポストに入ってたらお返しすべきか、おすすめの対応策についてもまとめてみました。
新しい住まいに越してきた方もそのお隣さんとしてお迎えする側も、お互いに気持ちの良いスタートを切るために引越しのあいさつはとても大切な役割があります。
基本的なマナーをしっかりと把握し、相手の立場に立った心遣いをすることが重要です。
相手を尊重し気遣いのある行動を取っていけば、お互いの関係がより良いものになっていくことでしょう。
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