旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方のポイントと例文を紹介!重要な注意点についても

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最近は会社の仕事の都合で平日しか旅行に行けない人もいるので、平日に家族旅行に出かけたいと思う人もいるでしょう。

そのため子供の学校を休ませて家族で旅行に行くこともあるはずです。

でも学校を休ませるとなると、連絡帳にどのように書いたらいいか悩んでしまいますね。

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方で大切なのは、休む期間をしっかり書くことです。

それに加えて休み明けに必要な持ち物について確認しておき、それも連絡帳に書いておきましょう。

この記事では実際の旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方についての例文を載せています。

旅行で学校を休む際はこの例文を参考にしてみてください。

他にも旅行で学校を休む時の注意点についても書いてあります。

トラブルにならないよう、この記事をよく読んで確認しましょう。

目次

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方における5つのポイント

旅行 学校 休む時 連絡帳 書き方

子供を旅行で学校を休ませる際、「お休みします」と簡単に連絡するだけでは先生に伝わりにくいですよね。

先生も困ってしまうかもしれません。

そこで旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方のポイントを5つにまとめました。

休む理由はどのように書いても大丈夫

子供を旅行で休ませる際、旅行に行くことを正直に連絡帳に書いてよいのか悩む人が多いのではないでしょうか。

結論をいうと旅行に行くことを正直に書いてもよいし、「家庭の都合」とぼかして書いてもかまいません。

旅行は家庭の用事のひとつですからね。

でも「どちらでもいい」と言われると、どちちらを選んだらよいか迷ってしまいますよね。

そんな時は、次のようなことを参考にして判断するといいでしょう。

  • 学校の雰囲気が自由で開放的か
     
  • 学校の先生とよく付き合いがあり、気軽に相談できる関係か
     
  • 先生の性格的に正直に伝えたほうがよくないか

私自身は兄弟でお世話になった先生や、PTAの活動でよく交流する先生には、旅行に行くと正直に伝えてきました。

一方でどう伝えたらよいか迷う場合や、厳しい先生だと感じた時は、「家庭の都合」とぼかして書いたほうが無難だと思います。

このように学校や先生との関係性を踏まえて、正直に伝えるか否かを判断するのがよいでしょう。

旅行に行く理由を正直に伝えるか、ぼかして伝えるか場合に応じて対応を変えるのがポイントです。

いつからかまた何日間休むのかきちんと書く

子供を旅行で休ませる際、よく忘れてしまうのが休む日数を連絡帳に書くことです。

何日間学校を休むのかは、必ず書かないといけません。

単に「3日間休みます」と書くだけでは、先生側で具体的な休む期間がわかりにくいことでしょう。

なので例えば「3日(火曜日)から5日(木曜日)までお休みします」のように、きちんと日付と曜日を書いておくとよりわかりやすくなります。

こうしておけば、先生側も「○日から○日までの×日間休むのね」と休む期間を正確に把握できます。

トラブルを避けるためにも、休む日数はきちんと書くことが大切なのです。

休み明けに学校で必要な持ち物がないか確認を

子供を旅行で休ませる際、休み明けに学校で必要な持ち物がないか確認しておくことが大切です。

例えば図工の授業で使う材料や体育の授業で使う縄跳びなど、休み明けに持っていかなければならないものがあるかもしれません。

また保護者から提出が求められている書類の期限が、旅行から戻ってくる頃に迫っていることもあり得ます。

ですから連絡帳で旅行のために休む旨を書く時に、次のようなことも一緒に先生に確認しておきましょう。

こうして持ち物や提出物のチェックをしておけば、休み明けにもスムーズに学校生活を送ることができます。

そうすれば安心して子供を休ませられ、先生にも無用な心配をかけずに済みます。

休む理由を病気やケガと書かない

旅行に行くことを正直に伝えるのが気まずいから、「病気で休みます」と嘘を書こうと思うかもしれません。

でもそんな嘘は絶対に書いてはいけません。

担任の先生は、生徒一人一人の体調を気にかけています。

もし数日間学校を休んだら、きっと先生から「具合はどうですか?」と心配する電話がかかってくるはずです。

嘘の病気の理由を書くと、先生に余計な心配と対応を強いてしまうことになります。

これでは先生の負担が増え、大きな迷惑をかけてしまいます。

さらにいつかその嘘がばれてしまえば、先生との信頼関係が損なわれてしまうでしょう。

早めに休む日を伝え前日にも連絡する

すでに休む日にちが決まっていれば、早めに先生へ連絡をしておくことが大切です。

1~2週間前を目安に連絡帳で「○日から○日まで旅行のため休みます」と伝えましょう。

このように事前に連絡しておけば、先生側も子供が旅行で休むことを前もって把握でき対応を取ることができます。

例えば運動会の計測を旅行前に済ませておいたり、クラス係の希望を事前に聞いたりとスムーズに対応できるようになります。

また連絡は1回きりでなく、旅行の1、2日前にもう一度連絡帳に「○日から○日までお休みします」と書いて知らせるようにしましょう。

出欠連絡が連絡アプリの場合でもまずは事前に連絡帳で旅行と休む期間を伝え、当日改めてアプリで欠席連絡を入れるのがよいでしょう。

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方の例文

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ここからは子供を旅行で休ませる際の連絡帳への書き方について、実際の例文を紹介していきます。

旅行に行くことを正直に書く場合と、「家庭の都合」とぼかして書く場合の2パターンの例文を載せます。

休む理由が家族との旅行の場合

まずは旅行に行くことを正直に連絡帳に書く場合の例です。

1~2週間前を目安に、旅行のため休む旨を連絡帳に書きましょう。

いつも子供のことをありがとうございます。

○月○日から○月○日まで、家族で旅行に行くのでお休みさせていただきます。

旅行が近くなりましたら、また連絡いたします。

よろしくお願いします。

旅行の1、2日前ぐらいになったら、もう一回連絡帳に休む日程を書きましょう。

先生も多忙で、事前の連絡を忘れている可能性があるので、直前に改めて知らせると安心できます。

前にも連絡しましたが、○月○日から○月○日まで家族旅行のためお休みします。

プリントの宿題や配布物がありましたら、子供に持たせてください。

また休み明けに持っていく物があれば教えてください。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

このようにプリントや配布物の確認と、休み明けの持ち物の確認をしっかりとしておきましょう。

低学年の場合は体操着袋やコップ袋の持ち帰りが必要かも注意が必要です。

そういった点も連絡帳に書いておくとよいでしょう。

休む理由が家庭の都合の場合

次は旅行の理由を「家庭の都合」と連絡帳に書く場合の例です。

基本的な書き方は、旅行に行くと正直に伝える場合と同じように書きます。

1~2週間前を目安に、次のように連絡帳に書いてください。

いつもお世話になっております。

○月○日から○月○日まで、家庭の都合でお休みさせていただきます。

休む日が近づきましたらまた連絡いたします。

それではよろしくお願いいたします。

ここでポイントは、「家族旅行」の部分を「家庭の都合」に置き換えただけであることです。

理由をぼかして書きたい場合はこのように表現を変えるだけでよいのです。

そして旅行の1、2日前になったら、もう一度次のように連絡帳に書きます。

前にもお伝えしましたが、○月○日から○月○日まで家庭の都合でお休みします。

プリントの宿題や配布物がありましたら、子供に持たせてください。

また休み明けに持っていく物があれば教えてください。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

ここでも配布物や宿題、持ち物の確認をしっかりと行うことが大切です。


以上が、旅行に行く理由を正直に書く場合と、家庭の都合とぼかして書く場合の2パターンの例文になります。

旅行で子供を休ませる際は、事前に計画的に先生へ連絡し、直前にも確認の連絡を入れることが大切になります。

配布物や持ち物など、細かい点も漏れなく先生に尋ねましょう。

連絡を重ねることで先生の対応も円滑になり、子供も安心して休暇を取れるはずです。

旅行で学校を休む時のメリット・デメリット

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家族旅行を理由に子供を学校を休ませるかどうかは、家庭によって事情が違います。

しかし休んで旅行に行うことには、それぞれメリット・デメリットがあるので、両方をよく理解した上で判断することが大切です。

メリット

  • 平日に旅行できるので旅行代金が安くなる
     
  • テーマパークなどの人気スポットでも平日ならあまり混雑していない
     
  • 家族みんなで一緒に過ごす時間が増え、お互いの絆を一層深めることができる
     
  • 普段とは違う場所を訪れることで、子供たちは新しい文化や環境に触れる貴重な機会になる
     
  • 学校の授業では学べないことを実際に体験を通して学ぶこともできる
     
  • 家族全員がリフレッシュして、新たな活力を得られる
     
  • 家族みんなで楽しかった思い出を語り合える

このように学校を休んで旅行に行く場合は平日になるためたくさんのメリットがあります。

交通費や宿泊費が安くすむだけでなく、ゆったりと観光を楽しめます。

テーマパークも比較的空いているので、たっぷりと遊びられそうですね。

また旅行を通して家族の絆が深まり、子供たちの成長にもつながる良い経験ができるはずです。

デメリット

  • 子供自身が「旅行のために休む」ことに抵抗を感じなくなる
     
  • 旅行だと正直に言わずに「用事があるから」と休んだ場合は、子供に嘘をつかせることになる
     
  • 学校を休ませてまで平日に旅行に行かせたと周りから批判される可能性
     
  • 休んだことで子供の勉強が遅れたり、授業の重要な部分を聞き逃してしまう
     
  • 学校の行事に参加できなくなる
     
  • 成績に影響が出る恐れ
     
  • 先生から「授業を理由なく休ませるな」と不満を持たれる

確かに昔に比べると、最近では学校を休んで家族旅行に行く家庭が増えてきている傾向にあります。

しかし一方でそうした行為を批判する意見もあるのが現状です。

学校は集団行動が多いので、他者への迷惑にならないよう気をつける必要があります。


メリット・デメリットを比較してみました。

私個人の意見となりますが1年に何度も旅行で休むと心配ですが、たまにの家族旅行なら子供にとってよい思い出作りにもなり家族の絆を深められていいのではと思います。

計画的に旅行に出かけることで家族にとってもプラスになるでしょう。

旅行で学校を休む時に気を付けること

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子供を学校を休ませて家族旅行に行く際には、いくつか気をつけるべきことがあります。

事前に注意しないと後から大変なトラブルに見舞われる可能性があります。

子供の学校行事と重ならないように

旅行計画を立てる際には、お子さんの学校行事と重ならないように細心の注意を払う必要があります。

運動会、遠足、授業参観などの大切な行事に欠席してしまうと、お子さんは非常に残念な思いをするでしょう。

楽しみにしていた行事を逃してしまえば、お子さんの心に深い傷を残してしまう可能性があります。

さらに内科健診や歯科検診など学校で行われる健康診断を欠席してしまうと、後日個別で病院を受診しなければならなくなります。

このような状況になれば、保護者の方々に多大な手間と負担がかかってしまいます。

そのため旅行の計画を立てる際には、お子さんの学校の年間行事予定表をしっかりと確認し行事と重ならないように細心の注意を払う必要があります。

お子さんの笑顔のためにそして保護者の皆様の負担を軽減するためにも、旅行計画日程には十分に気を付けましょう。

テスト期間は避ける

学期末はお子さんにとって大変重要なテスト期間となります。

この時期に旅行で学校を欠席すると、復帰後に多くのテストが待っている状況に陥ってしまいます。

テストが続けざまに控えていれば、お子さんは常に試験勉強に明け暮れ十分な休息を取ることができないでしょう。

過去に私の長女が体調不良のために学期末のテスト期間中に欠席したことがあります。

復帰後次から次へとテストが待っていたため、長女は「テストで休み時間がつぶれてしまった」と嘆いていました。

集中して勉強する時間さえ確保できず、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかっていたのです。

そのような経験から、学期末の時期は旅行を避けることをお勧めします。

お子さんの心身の健康を第一に考え、テスト期間が終わってから旅行計画を立てることが賢明だと言えるでしょう。

登校班の友達に休むことを伝える

お子さんが同じ登校班のお友達と一緒に通学している場合、旅行で欠席することは必ず伝えるようにしましょう。

うっかり連絡を怠ってしまうと、登校班の子供たちに大きな迷惑と心配をかけてしまう恐れがあります。

実際に私の子供とは別の登校班でトラブルがあったことがあります。

当日の朝ある家庭の子供が集合場所に現れないので、その登校班の子供たちは「どうしたのかな?」と不安に駆られたそうです。

しばらく待っても姿を現さないので最悪の事態を恐れ集合しない子供の家まで安否確認に行ったり、携帯電話に連絡を入れたりと大変な騒ぎになってしまいました。

結局のところその家庭は家族旅行に出かけていただけだったのですが、登校班の子供たちにかけた心労は計り知れません。

保護者の方々も連絡がつかない理由を探るため、かなりの手間を強いられたことでしょう。

このような事態を避けるためにも、お子さんが登校班に所属している場合は旅行で欠席する日時を必ず伝えるよう心がけましょう。

少しの気遣いで周りの人々に多大な心配と手間をかけることがなくなります。

子供に言いふらさないように伝える

旅行の計画ができた際、お子さんは喜びのあまりつい周りの人々に詳細を語りたがるものです。

しかしそうした行為には防犯上の危険が潜んでいることをお子さんに理解させる必要があります。

旅行の前に、「友達にあまり詳しい情報を話さないように」とお子さんに伝えるようにしましょう。

お子さんは無邪気なので知らない人にまで旅行の日程や目的地を話してしまう可能性があります。

そうなればその情報は予期せぬ方々の手に渡り、最悪の場合空き巣被害に遭うリスクもあるのです。

実際に私の知り合いの子供が「GW中にタイへ家族旅行に行く」と近所の人に言ったところ、帰宅すると家に侵入された形跡があったそうです。

防犯対策が不十分だったせいで、貴重な思い出の品々を盗まれてしまったのです。

このような不運な事態に陥らないよう、お子さんには旅行に関する情報をあまり言わないように徹底して指導する必要があります。

一方で旅行から無事帰宅した後は、お子さんに「学校の友達には旅行の話をしてもよい」と伝えるべきでしょう。

子供同士で体験を共有し合うことは大切なプロセスです。

ただしその際にも防犯意識を持たせ、知らない人に無闇に情報を語らないよう気をつけさせることが重要になります。

先生に負担をかけさせない

旅行で学校を休む際、先生方に過度の負担をかけないよう十分な配慮が必要です。

保護者から「課題を事前に終わらせてほしい」「他の子供と同じペースで学習を進めてほしい」「全ての配布物を事前にもらいたい」といった要求があるかもしれません。

しかし、はっきり言ってそれらは無理な注文なのです。

旅行で不在の間、お子さんには以下のような制約があることを理解しましょう。

  • 配布物は次に登校した際に受け取ればよい
     
  • 他の子供と全く同じペースで学習を進めることは難しい
     
  • 課題は昼休みなどの空き時間を使って取り組む必要がある
     
  • 家庭でも保護者が学習のフォローをする必要がある

こうした事情を踏まえた上で、先生方に対して合理的な要求をすべきです。

先生方も旅行や体調不良など、お子さんが欠席する理由は問いません。

大切なのは、お子さんが学習や活動から取り残されないよう最大限の配慮をしてくれる点です。

しかし保護者側からの要求が過剰であれば、先生方の多大な負担となり、結果としてお子さんの学習支援にも支障が出かねません。

そこでもし欠席によるサポートが必要なら「先生の空き時間があるときで構いません」というひとことを付け加えることです。

このひと言があれば、先生方も余裕を持って対応できお子さんへの適切な支援が可能になります。

経験からいえば先生方はだいたいの場合、早めに対応を心がけてくれるはずです。

旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方のポイントと例文まとめ

今回は旅行で学校を休む時の連絡帳の書き方のポイントと例文と重要な注意点についてまとめてみました。

ここでお伝えしたことに気を付け旅行の準備をすれば、心置きなく学校を休んで家族旅行を満喫できるはずです。

普段から元気いっぱい頑張って通学している子供なら、家庭の事情で年に2日ほど休むくらい全然問題ありません。

私はそう考えています。

出欠の記録に「欠席」と書かれているくらいで、成績などに大きな変化はありません。

時代遅れの考え方に捉われる必要はありません。

ただ「欠席」を避けたい、「旅行」が理由だと悪いと感じる人は意外と多いので、そうした考えもあることを知っておくべきでしょう。

そしてもし子供から「学校に行きたい」と言われたら無理に連れ出すことはやめておきましょう。

旅行について子供に提案した時に子供自身も行きたいと言うのなら、それ以上のことはありません。

きっと色々な経験を通じて子供の性格は豊かになるはずです。

もしかしたら夫婦で意見が分かれたら、きちんと話し合いましょう。

しかしもう一度言いますが、欠席が気になって旅行に行くのが心配なら、学校を休むことは控えた方がよいでしょう。

子供が比較的休みやすく、喜んで旅行に付き合ってくれるのは小学生のうちです。

年齢を重ねればたいした旅行では見向きもされなくなります。

だからこそ小学生の間に家族みんなで旅行に出掛け、思い出を作ることをおすすめします。

私の子供も小6になるので、建前は年に2日程度の休みでいいと言いつつ、実際には5日も休んでいます。

現在を大切にすることが何より大切だと私は思います。

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