高校・大学受験に向けて一生懸命勉強しているのに、どうしても合格できないと思ってしまう。
そんなふうに自信を喪失している受験生は多くいるのでしょう。
自信がないのは決して悪いことではないのですが、気持ちが沈んで勉強に集中できなくなってしまったら問題ですよね。
これまで努力してきたからこそ可能な限り力を発揮して後悔のない試験に臨めるように、今から自分にできることを見つけてみましょう。
本記事では高校・大学受験が落ちる気しかしないという人が避けるべきことや、今すぐ始めるべきことなどの対策も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
あなたが受験に落ちる気しかしないと考えてしまう原因
高校・大学受験まであとわずか。
一生懸命勉強してきたのに、受験に落ちる気しかしないと思ってしまう受験生は多いです。
そんな風にネガティブに考えてしまう背景には、どんな原因があるのでしょうか。
模試の結果が振るわない
高校・大学受験で落ちる気しかしないと感じる最大の理由は、成績が停滞していることです。
本番では成績を爆発させるつもりだったのに秋から模試で点数が下降してしまい、自信を打ち砕かれた人は少なくありません。
友達の模試の結果を見てショックを受けることも多いでしょう。
自分の勉強方法に疑問を持つ
成績が伸び悩むと、合格ラインにも届かなくなってしまいます。
そうなると、自分の勉強の仕方が間違っているのでは?と不安になるでしょう。
人それぞれに合った勉強方法がありますが、自分はまだそれを見つけられていないのかもしれません。
勉強に集中できない
勉強への意欲が低下して集中できなくなることも、受験に落ちる気しかしないと考えてしまう理由の1つです。
「スマホを見たくなってしまう」「部屋が散らかっていて気分が乗らない」「ゲームに夢中になってしまう」など、やる気を削ぐ要素はたくさんあります。
もちろん成績が思うように上がらないことも、やる気を奪われる原因です。
特に危険なのは、体調を崩したりストレスが溜まったりしているときです。
心が不安定になるとネガティブ思考に陥りやすくなるので、早めに対策を講じる必要があります。
受験に落ちる気しかしない人がやるべきではないこと
高校・大学受験に落ちる気しかしない」と考えている人は、「早い時期に目指す学校のランクを落とす」「勉強をやらなくなる」「受験に落ちる気しかないと周りに話す」の3つの行動に陥りやすいです。
この3つの行動は未来への希望を失わせてしまう危険性が高く、絶対に避けなければなりません。
早い時期に目指す学校のランクを落とす
現実を見て本当に無理なら志望校のランクを落とすことも必要ですが、本試験までまだ時間があるなら志望校のランクを落とさないほうが良いです。
新しい目標ができたなら別ですが、一度レベルを下げると楽したいからとまた下げる癖がついてしまいます。
願書を出す直前に志望校のランクを落とすことになっても、最初に決めた志望校を目指して勉強していれば安心です。
勉強をやらなくなる
高校・大学受験に落ちる気しかしないからと言って、勉強するのをやめるのは最悪の選択です。
大学受験では浪人することも多いので「今年はもうダメだから来年やり直そう」と勉強を諦める受験生もいます。
でも浪人したからと言って来年合格するとは限りませんし、今年やれなかった人が来年やれるとは限りません。
受験に落ちる気しかないと周りに話す
家族や友人に「落ちる気しかしない」と言い過ぎるのも良くないです。
落ちたときに言い訳できるように、最初から自信がなかったことをアピールしたい気持ちは分かります。
特に家族には落ちたときに悲しませたくないから「期待しないで」と言っておきたいのでしょう。
でもこれをすると自分自身が弱気になってしまいます。
さらに勉強に対するモチベーションが低下してしまい、成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
受験に落ちる気しかない人が今すぐやるべき8つのこと
あなたは高校・大学受験に落ちる気しかしないと思っているかもしれませんが、それはあなたがまだ諦めていないからです。
だからこそ今この瞬間から気持ちと勉強方法・環境を一新する必要があります。
時間をムダにして悩んでいる場合ではありません。
今自分にできることを見つけて実行することが最優先です。
まずは5分机に向かう
受験勉強に集中できないときは、まず5分だけやってみましょう。
「5分だけならできる」と思えば、勉強を始める心理的な抵抗が小さくなります。
実際に試してみると5分では物足りないと感じるはずです。
そして「もう少しやってみよう」という気持が湧いてくるでしょう。
その結果勉強へのやる気に左右されずに、ストレスフリーで勉強を継続できます。
自分の好きな科目を勉強する
自分の好きな科目を勉強するのも1つの方法です、
嫌いな科目を勉強すること、好きな科目を勉強することあなたはどちらが気持ちがいいですか?
多くの人は、好きな科目を勉強する方が嫌いな科目を勉強するより気持ちがいいですよね。
嫌いな科目の勉強をしていると、問題が解けなくてイライラしたりモチベーションが下がったりします。
逆に好きな科目を勉強すれば問題がスムーズに解けるので、ストレスを感じにくくなります。
行きたい学校に合格するためには、嫌いな科目の対策をすることは必須です。
ただ「受験勉強のモチベーションがない」ときは好きな科目を勉強しても大丈夫です。
期末テストを頑張り自信をつける
期末テストの難易度はある程度範囲が決まっているので、受験と比べれば対策がしやすいです。
そのため期末テストを頑張れば高得点を取れる可能性があります。
しっかり期末テスト対策して高得点を取れば「自分にもできるんだ!」という自信がつきます。
その結果、「受験も大丈夫!」と不安を払拭できるしょう。
「模試の結果が悪くて自身がない」人は、本気で期末テスト対策をすることをおすすめします。
点数が上がらない理由を見つけて対処する
頑張って勉強しているのに点数が上がらないのは、何かしらの原因があるからです。
例えば、以下のような原因が考えられます。
- 基本問題が解けていない
- 難易度の高い教材を使っている
- 勉強した気になっている
- 復習ができていないため、同じ問題を間違える
あなたの原因を見つけて適切に解決すれば、点数は上がっていくでしょう。
勉強以外のことをして気分を変えてみる
- 友達と遊びに行く
- 散歩に出かけてみる
- 長く寝てみる
受験のことばかり考えてしまって気が滅入っているなら気分転換しましょう。
気分転換をするときは、他のことを考えないように思い切り楽しみましょう。
一日くらい休んだからと言って受験に落ちるわけではありません。
考え方をあらためる
「落ちる気しかしない」と考えてしまうのは、あなたが高校・大学受験に真面目に取り組んでいる証拠です。
そのため「落ちそうだ」と思ってしまっても自分を責める必要はありません。
また実際に勉強しなくても志望校に合格できると思っている人や試験を甘く見ている人は、そもそも落ちる気がしないとは思っていません。
特に本当に自信のない人はもう諦めて、勉強をしていないはずです。
「落ちる気しかしない」と考えているのは高校・大学受験に対して前向きな証拠だと捉えて、モチベーションを高めましょう。
勉強方法について見直す、アドバイスをもらう
自信をつけるためには、勉強方法を見直すことも重要です。
成績を伸ばすために効果的な勉強方法は人それぞれです。
あなたに合った勉強の仕方を見つけることで、問題が解決するかもしれません。
本番が近くて色々試す時間がないという人は、学校や塾の先生に相談してみましょう。
先生はあなたの弱点や得意分野を知っていますし、適切なアドバイスをくれるはずです。
勉強の環境を変える
「家だとゲームに夢中になってしまう」「ベッドが近くて寝てしまう」など、環境が原因で勉強に取り組めないこともあります。
このように気が散って勉強に集中できないなら、勉強する環境を改善することも重要です。
- 勉強の時はスマホを机の上に置かない
- 教科書をすぐに見れるように整頓する
- いつでも勉強が始められるように常にノートは開いておく
これだけでも効果は大きいです。
他の方法としては同じ目標を持つ受験生が集まる塾に通い、周りから刺激を受けてモチベーションを上げるのもいいでしょう。
もしあなたがすでに塾に通っているのであれば、勇気を出して塾を変えてみる方法も1つの手です。
高校・大学受験が落ちる気しかしない人が今やるべきことまとめ
高校・大学受験まであとわずかとなった受験生の皆さん、自分の力に不安を感じていませんか?
「落ちる気しかない」という気持ちは、これまで一生懸命勉強してきたからこそ生まれるものです。
目標に向かって一生懸命勉強してきたからこそ、現実を直視できる姿勢なのです。
多くの受験生が同じように不安や焦りを感じています。
しかしそこで諦めてはいけません。
最後まで自分の夢に向かって全力で挑戦しましょう。
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