文章を書くのが得意ではないと、読書感想文を書くのは本当に大変です。
面倒くさくてついつい後回しにしてしまいますよね。
そしてもう自分で書けないから、読書感想文をコピペしてばれない方法はあるのかと考えていませんか?
そこで今回は読書感想文をコピペしてばれない方法はあるのか、そしてもし読書感想文をコピペしてばれたらどうなるのかについてお伝えします!
読書感想文をコピペしてばれない方法はある?
早速ですが読書感想文をコピペしてばれない方法はあるのか、いくつか考えてみました。
ネットにある読書感想文をコピペする
ネットに公開されている読書感想文をコピペするのが一番簡単な方法ですが、この方法は先生にばれやすいです。
なぜなら先生はあなたの普段の文章の特徴をよく知っているからです。
今まで先生に提出してきた宿題やレポートなど、毎日たくさんの生徒の文章をを読んでいます。
なので誤字や脱字がある文章、漢字が間違っている文章なども見慣れています。
そんな中急に難しい言葉を使った上手な文章が出てきたら、先生はすぐに違和感を感じます。
さらに先生はコピペを見つけるための道具も使っています。
例えば「copycontentsdetector」というツールで調べることがあります。
他にも「こぴらん」など、コピペをチェックするツールはたくさんあります。
これらのツールで調べた時元の文章と50%以上似ていると、コピペした読書感想文だと判断されてしまいます。
だからネット上にある読書感想文をコピペするのは、絶対におすすめできません。
他人が書いた読書感想文をコピペする
他校に通う友人やいとこが前年度に作成した読書感想文をコピペするという方法ががあります。
この方法のメリットは学校の先生方には他の学校の生徒が書いた感想文まで確認する余裕がないためばれにくいということです。
しかしこの方法にもいくつかの落とし穴があることを知っておかなくてはいけません。
- 担当の先生が以前その友人の学校で教鞭を執っていてばれてしまう。
- 友人やいとこ自身も別の人の文章を写していた。
- 友人やいとこが去年の読書感想文を既に処分してしまっていてコピペできない。
- 友人やいとこに断られたり、嫌な顔をされる。
このように一見読書感想文をコピペがばれないようみえるこの方法にも、実はいくつもの注意点や難しさがあるのです。
ChatGPTで書かれたものをコピペする
最近ではAIの技術が急速に発展してきています。
その中でも有名なAIツールはChatGPTです。
ChatGPTに指示をすれば、読書感想文を書いてくれるでしょう。
それをコピペして読書感想文を提出すればばれないと思いがちですが、これもばれるリスクがいくつかあります。
まず1つめは、その独特な文体です。
ChatGPTはどちらかというとビジネス用語のような語句・文体のため、明らかに学生が書いた文章にはなりません。
そのため先生が数行読んだだけで、違和感を感じることでしょう。
またChatGPTはハルレーションという現象を起こすため、本の内容に書いていないことをまるで実際に書いてあったかのようにして文章を書いていきます。
A学習した情報を誤って組み合わせてしまい、実際には存在しない情報を作り出したりしてしまう現象。
最後にこちらは読書感想文の全国コンクールにおいてですが、AIで生成された文章は不適切なものとして審査対象外にすることを決定しました。
AIで生成された文章かどうかをどうやって判断しているのかは気になるところですが、おそらく何かのツールを使って判断しているのでしょう。
膨大な応募作品であってもAIで生成された文章を見つけ出してしまうので、クラスの人数ではばれてしまうリスクが非常に高いと言えます。
X(旧Twitter)で調べてみても、読書感想文をChatGPTで書いたらばれたというポストもありました。
きょの失態②
— ゆーご(推すず)🪐🧡 (@yugo_fz_love) August 25, 2023
読書感想文をチャットGPTでやったらバレてしばかれた!
読書感想文をコピペしていることがばれたらどうなる?
読書感想文をコピペしたことがばれてしまった場合、先生や学校の方針によって違いますが必ず何らかの深刻な問題が起きることでしょう。
読書感想文の再提出を求められるだけでなく、成績が大幅に下がる可能性があります。
そしてたとえ先生から直接注意を受けなかったからといって、読書感想文をコピペしたことがバレていないと安心するのは非常に危険です。
実際には先生が気づいていながら何も言わずに内申点を下げているかもしれません。
そうなると自分の評価が下がっていることにも気づかず、挽回の機会を逃してしまうことでしょう。
また先生が気づかなくても、コンクールなどの外部の審査で発覚する危険性があります。
もし運悪く受賞してしまえば、盗作問題として公に取り上げられるかもしれません。
そうなると現代のSNS社会では、そこから個人が特定されてしまう危険性も十分にあります。
このように読書感想文をコピペしたことがばれた時の影響が非常に大きく、リスクが高すぎます。
一時的な楽をしたいという気持ちはわかりますが、将来に大きな傷を残す可能性があることを十分に理解し絶対にやらないようにしましょう。
読書感想文をコピペしせずに簡単に書く方法!
読書感想文を書くのは苦手だからコピペをしようと考えていたと思いますが、とても危険なことであることをお伝えしました。
それじゃどうすればいいのか!と悩んでいる人もいらっしゃると思いますが、実は読書感想文を書くのはそこまで難しくありません。
基本的な流れは次の4つのステップで、読書感想文は書けます。
本を選んで読んで書いてそして見直す。
ここでは特に重要な「書く」部分について詳しく説明していきます。
読書感想文の書き方には色々なやり方がありますが、一番シンプルで効果的なのは4つの部分に分けて書くことです。
まず最初に本との出会いやあらすじを書きます。
次に本を読んで特に気になったところを挙げます。
面白かったところや、つまらなかったところ、印象に残った登場人物など、何でもOKです。
そして3つ目に、なぜそのポイントが気になったのかの理由を書きます。
最後に本を読んで自分の中で何か変わったことや、登場人物へ伝えたいメッセージなどで締めくくります。
この4つの部分を、以下のように段落に分けて書くと更に分かりやすくなります。
- 最初の段落で本のあらすじや要約を書く
- 2つ目の段落で特に心に残った登場人物やその行動について書く
- 3つ目の段落でその登場人物と自分を比べてみる
- 最後の段落で、本を読んで感じた希望やこれからの目標を書く
各段落の長さは同じである必要はありません。
むしろ、1番目と4番目の段落は自然と短くなるでしょう。
あらすじばかり長々と書いてしまう人は、「この本は○○が○○する物語です」というように、簡単に一言でまとめてみるのがコツです。
読書感想文を書くのが初めての子供たちには、親からインタビューしてもらうのもいい方法です。
「誰が出てきた?」「誰が一番好きだった?」「どうしてその人が好きなの?」といった質問をしてもらいましょう。
また親子で同じ本を読んで、お互いにインタビューし合うのも面白いですよ。
本についてたくさん話すことで、新しい発見があったり「本を読むって楽しいな」と感じられるかもしれません。
この方法を使えば、1日か2日で読書感想文を完成させることができます。
慣れてきたら本文から引用を入れたり、気になるポイントを箇条書きにしたりなどいろいろな工夫を加えてみてください。
読書感想文を書くのが楽しくなってくるはずです!
読書感想文をコピペしてばれない方法はあるのかまとめ
今回は読書感想文をコピペしてばれない方法はあるのかについてまとめてみました。
読書感想文を他人やネットのものコピペして提出するのは、絶対におすすめできません。
先生にばれてしまう可能性が高いく、ばれたときの罰も厳しいからです。
それに自分で考えて書いた読書感想文ではないと、本当の学びや成長は得られません。
ただ本を読む時間がなくて困っている人もいることでしょう。
そんな時は映画化された小説を選ぶのがおすすめです。
映画を先に見れば、視覚的な情報もあるのでストーリーや登場人物の印象がイメージしやすいので楽しく読書感想文を書くことができます。
ただし映画と原作小説は細かいところで違いがあることが多いので、映画を見た後は本のあらすじや登場人物について少し調べてみるといいでしょう。
そして映画を見て感じたこと、考えたこと、印象に残ったシーンなどを、素直に書き出してみましょう。
そうすれば先生や友達に「これ、自分で書いたの?」って驚かれるくらい、ユニークで面白い感想文になるかもしれません。
結局のところ読書感想文の目的は、本(または映画)を通じて自分の考えを深めたり、新しい視点を得たりすることなのです。
だから他人の文章をコピペするのではなく、自分の頭で考えて自分の言葉で表現することが大切です。
そうすれば読書感想文を書く過程で自分自身の成長も感じられるし、学校生活もより楽しく充実したものになるはずです。
なのでたとえ時間がなくて大変でも、できるだけ自分の力で読書感想文を書くようにしましょう。
そうすれば学校生活がもっと楽しくなるし、将来きっと役に立つスキルも身につくはずです。
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