男の子が初めて迎える端午の節句、5月5日。
この大切な日には子どもの健康と将来の成功を祈り、五月人形を飾る習わしがあります。
多くのご家庭で疑問に思うのは、五月人形の正しい飾り方。
特にスペースに限りがある場合、玄関に置いても問題ないのか風水の面から見て大丈夫なのか気になるところです。
そこで今回は五月人形を玄関に飾ることが風水上で好ましくないのか、またおすすめの置き場所についても紹介します。
五月人形を玄関に飾るのは風水的に問題ない?
結論からお伝えしますと、五月人形を玄関に置くのは避けた方がいいです。
というのも風水の世界では玄関は「良い気」が家に流れ込む入口と言われています。
そのため玄関に人形やぬいぐるみをそこに置いてしまうと、入ってくるはずの「良い気」を吸い取られてしまうのです。
また玄関という場所は家の中でも空調がないことが多いため、湿気がこもりがちですよね。
そして五月人形は意外と湿気に弱く、カビが生えやすいものです。
だから風水という観点だけでなく五月人形が傷むのを防ぐためにも、玄関は飾る場所としてはあまりおすすめできないんです。
もう一つおまけの情報ですが、人の絵や写真も同じように運気を遠ざけるって言われています。
なのでこれらを飾る時も場所をよく考えて、運気を逃がさないようにしましょうね。
風水上玄関に飾ってもいいもの
ちなみに風水上玄関にに飾ってもいいものは以下の通りです。
- その年の干支をかたどった置物
⇒干支の置物はその年の運気を高めてくれる
- 天使の置物
⇒悪いものから守ってくれる力があるとされる
- 観葉植物や時計
⇒金運や人間関係の運気を向上させる効果がある
- 鏡
⇒玄関に入って右側に置くと人間関係や仕事運〇。左側に置けば金運があがる。
五月人形を飾るのにおすすめの置き場所!
では玄関に五月人形を飾らないとしたら、どこに五月人形を飾るのがいいのででしょうか?
昔ながらの風習にならえば和室のちょっと高いところである『床の間』に飾るのが普通でした。
でも時代とともに和室がないお家も増えていますよね。
もしもお宅に和室があれば、そこに飾るのがいいでしょう。
しかし和室もないお家の方は、家族みんながよく集まる場所たとえばリビングやダイニングに飾るのがおすすめです。
五月人形の飾る方角については特に決まったルールはないので、そこは安心してくださいね!
我が家にも男の子が二人いて、リビングに大きく飾っていますよ。
兜がキラキラしていて、子どもたちもそれを見るたびに目を輝かせています。
リビングは家族で一緒に見られる場所なのでほんとにおすすめです!
五月人形を飾るの時の注意点
五月人形は意外と重量があるので、飾るのも結構大変な作業になります。
以下の点について気を付けて飾るようにしましょう。
日の当たらない、湿気の少ない場所にする
五月人形を飾る際は、日の当たらないそして湿気の少ない場所を選んでください。
最初にお伝えしたように五月人形は繊細で、強い日差しや湿気は色あせやカビの原因になりますからね。
なので水が飛び散る手洗い場や、油はねが気になるキッチンからも離れたところに飾るようにしましょう。
小さな子供が触れない場所に飾る
小さな子供がいるお家では、手の届かない場所に飾るようにしましょう。
五月人形には尖った部分や小さなパーツがあるので、怪我や誤飲の危険があります。
そして高い位置に重たい五月人形を飾る場合は、地震があったときのことも考え安全第一で飾るようにしましょう。
掃除がしやすい場所を選ぶ
掃除がしやすい場所を選ぶのもポイントです。
長期間綺麗に飾っておくためには、定期的なお手入れが必要ですから掃除しやすい場所がおすすめですよ。
飾る時期は4月中旬
飾る時期については、春分の日が過ぎてから4月中旬にかけてが一般的です。
こどもの日の前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いと言われているのでやめておきましょう。
ゆとりを持って、天気のいい日に飾るのがベストですね。
そして五月人形を次回飾る際に迷わないように、片づける時と飾る時の写真を撮っておくと便利ですよ。
こうすれば次回もスムーズに飾れてとても役立ちますから、ぜひ試してみてくださいね。
五月人形を玄関に飾るのは風水的に問題ないのかまとめ
今回は五月人形を玄関に飾るのは風水的に問題ないのか、おすすめの置き場所についてまとめてみました。
玄関は家に良いエネルギーが流れ込む入り口とされているので、五月人形を置くとそのエネルギーを奪ってしまいます。
なので五月人形を玄関に置くのは、風水上あまり良くありません。
なのでもしもおうちに床の間がない場合は、リビングに五月人形を飾るといいでしょう。
リビングなら家族が集まる場所ですし、五月人形を活かした飾り付けができますよね。
ただし五月人形には小さな部品が使われていることもあるので、小さなお子さんが手を伸ばせない場所に置くように気をつけてくださいね。
安全にも配慮しつつ、五月人形を楽しんでくださいね。
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