秋になると、ハロウィンのイベントが日本各地で開催されていますね。
ただここ数年で急激にハロウィンのイベントが増えてきたので、なんかおかしいと思う人が多いのも事実です。
そこで今回は日本のハロウィンがおかしいと思う理由についてまとめてみました。
ハロウィン（日本）がおかしいと言われる理由6選
早速ですが日本のハロウィンがおかしいと言われる理由は以下の通りです。
- 起源を知らない人が多い
- 商業イベント化している
- 参加する人が大人中心
- コスプレ大会になっている
- 海外では家でパーティーをするのが普通
- 本来は10月31日だけの行事
起源を知らない人が多い
本来のハロウィンは、ケルトのサウィン祭やキリスト教の諸聖人の日（オール・ハロウズ）の前夜祭としての意味を持ち、祖先の霊を迎えると同時に悪霊を追い払う行事として行われています。
ただ日本のハロウィンは西洋の伝統的な祭りを見よう見まねで取り入れているだけで、起源を知らない人がほとんどです。
このため日本のハロウィンはただのお祭りイベントとして見られることが多く、おかしいと言われる原因となっています。
商業イベント化している
日本のハロウィンは、海外と比べより一段と商業イベントとなっています。
あなたも10月になってデパートや商店街、テーマパークなどで大々的にハロウィンイベントを開催しているのをよく見かけることになったでしょう。
またハロウィン限定のスイーツや飲み物、コスチューム、装飾品などの関連商もこの時期からがたくさん店頭に並び始めます。
このように日本では商業主義が前面に出ているため、昔から海外のハロウィン知っている人にとってはおかしいと感じて今います。
参加する人が大人中心
西洋ではハロウィンは主に子供たちが楽しむイベントです。
子供たちが家々を回って「トリック・オア・トリート」と言い、お菓子をもらうのが一般的です。
しかし日本のハロウィンは大人中心のイベントとして開催されています。
若者や大人がコスチュームを着てパーティーやイベントに参加し、夜通し楽しむことも多いです。
このため大人がメインで楽しんでいる日本のハロウィンはおかしいと言われてしまいます。
コスプレ大会になっている
日本では昔からコスプレ文化が非常に盛んであり、ハロウィンもイベントの1つとして見られています。
ニュースではアニメやゲームのキャラクター、映画の登場人物など、様々なコスチュームを着ている人を見ることが多いですよね。
ただこのコスプレ重視の風潮が、西洋の伝統的なハロウィンとは大きく異なる点です。
というのも確かに海外でも仮装はしますが、ゾンビや魔女、ガイコツなどが一般的です。
そのため何でもありの日本のハロウィンは、コスプレ大会ではと言われてしまうほどおかしいと言われてしまいます。
海外では家でパーティーをするのが普通
日本のハロウィンの楽しみ方は、海外とは大きく異なります。
日本では若者を中心に各地で開催されているイベントに参加しに行くのが普通です。
例えばディズニーランドやUSJなどの特別なイベントに参加したり、派手なコスプレをしてクラブに繰り出したりする人もいるでしょう。
一方で海外ではハロウィン当日に友達や親戚を家に招き入れて、にぎやかなホームパーティーを開いて一緒に楽しみます。
みんなを自宅に呼んでハロウィンにちなんだ料理を持ち寄って食べるて楽しむのです。
他にも家族や友人と一緒にゲームをして遊ぶなど、家の中で家族や親しい人たちと静かに楽しみます。
このような違いがあるため、日本のハロウィンの過ごし方はおかしいと思われるのかもしれません。
本来は10月31日だけの行事
日本のハロウィンは9月が終わりに近づくと、まるで魔法にかけられたかのように街全体がハロウィンの雰囲気に包まれていきます。
黄色やオレンジ色が至る所に現れ、まるで街全体がカボチャに変身したみたいな感じになります。
道を歩けば、お店の窓には不気味な表情のジャック・オー・ランタンが並び、あちこちのお店では ハロウィングッズが山積みになっています。
でも実はハロウィンというのは、本来10月31日だけのお祭りなんです。
ところが日本では、どういうわけかハロウィンが1ヶ月以上も続くお祭りになってしまったんです。
特に遊園地やテーマパークでは9月下旬から10月末まで、ずっとハロウィンイベントを開催しているためおかしいと言われてしまいます。
ハロウィン（日本）はおかしいと言われる理由まとめ
今回はハロウィン（日本）はおかしいと言われる理由についてまとめてみました。
日本のハロウィンが「おかしい」と感じられる理由は、文化的背景の違いや商業化の度合い、コスプレ文化、大人中心のイベントなどいくつかの要因があります。
これらの要素が複雑に組み合わさることで日本独自のハロウィン文化が形成されており、その独特さが一部の人にとってはおかしいと感じられることがあります。
しかしこの「おかしさ」こそが日本のハロウィンの魅力であり、多様性を象徴する要素でもあります。
日本のハロウィンは西洋の伝統を取り入れながらも、日本ならではの独自の文化として進化しているのかもしれませんね。
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