一人暮らしの食費はどれくらいかかっていますか?
一人暮らしにおいて食費は生活費の中でも大きな出費のひとつです。
私も以前は「一人暮らしなのに食費が高すぎてやばい…」と困っていました。
一人暮らしでは外食やコンビニに頼りがちで、食費が無駄になりやすく節約や貯金が難しくなります。
しかし一人暮らしの食費を節約する方法はたくさんあります。
今回は一人暮らしの食費を効果的に節約する方法をお伝えします。
あなたの一人暮らしの食費は本当にやばい?平均額と比べてみよう
一人暮らしの食費は、どれくらいが適正なのでしょうか?
2017年の統計によると1ヶ月の食費の平均は男性で44720円、女性は34127円です。
しかしこの数字はあくまで平均であり、年齢やライフスタイルによって大きく変わります。
例えば35歳未満の男性の食費の月平均は40310円ですが、35~59歳の男性の食費の月平均は47559円と、約7000円も高くなります。
これは社会人になると食費にアルコール代や外食費が含まれるためです。
また、仕事や家事に忙しくて、手間をかけずに済ませる食事も多くなるでしょう。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
〜34歳 | 40310円 | 30779円 |
35〜59歳 | 47559円 | 34417円 |
平均 | 44720円 | 34127円 |
では、自分の食費は適正かどうかを判断するにはどうすればいいのでしょうか?
一つの目安として、「1ヵ月あたりの給与の15%」という基準があります。
つまり手取りが25万円なら、37500円を食費に充てることが理想的です。
もちろんこれはひとつの目安であり、自分の収入や支出に合わせて調整しても大丈夫です。
一人暮らしの食費がやばいあなたへおすすめなな節約方法!
先ほどの食費の平均額をみてやっぱり自分の食費はやばいと感じた人は次の節約方法を試してみましょう!
自炊に挑戦する!
一人暮らしで食費がやばい人は自炊に挑戦してみましょう。
そう言われてもあなたは自炊が一番節約できることは理解していても、実践するのが難しいと思うかもしれません。
ただ自炊をするためには、高度な料理スキルや時間が必要になるわけではありません。
例えばウインナーやベーコン、卵などは焼くだけでおいしく食べられますし、野菜やフルーツも切ってサラダにすれば栄養のバランスも良くなります。
また自分で作る時間がない方は、冷凍食品を上手に使うのも一つの方法です。
冷凍食品はレンジでチンするだけで美味しく食べられるものもたくさんあり、加えてコスパも高く、栄養バランスも考えられているので安心して利用できます。
このように自炊を始めるには、手軽に調理できて美味しいメニューを選んでいくことがポイントです。
一度にたくさん作り小分けして保存する
食費がやばいときは自炊することをおすすめしましたが、毎日自炊するのはさすがに大変だと思います。
なので休日など時間がとれる日に大量に作れる料理(カレーやシチューなどの煮込み料理や、肉じゃがや筑前煮など)を作り、小分けにして冷凍保存しましょう。
ご飯も同じように作り置きが可能です。
炊飯器でたくさんご飯を炊いて、一人分ずつラップやジップロックに入れて冷凍します。電子レンジで温めれば、ふっくらしたご飯が食べられます。
このように一人暮らしで作り置きするコツは、冷凍保存できる料理を多めに作る・冷凍保存する際は1回分ずつ小分けすることです。
おかずやご飯を小分けしておけば、電子レンジで温めるだけで手軽に食事ができますよ。
お昼はお弁当を作っていく
昼食は仕事中なら外食やコンビニ弁当に頼っている人は多いですが、これは一人暮らしの食費をやばくしてしまう大きな原因です。
一人暮らしで食費がピンチならこの習慣はすぐにやめ、自分でお弁当を作って持っていくようにしましょう。
朝早く起きておかずを作るのは無理!と思う人もいるでしょうが、そんな人でも簡単にお弁当が作れる方法があります。
それは焼き物や冷凍食品を利用することです。
これらは火を通すだけでお弁当に入れられますし、レンジで温めるだけで美味しく食べられます。
このように工夫すれば食費を大幅に節約できます。
コンビニは極力使わない
出勤途中にコンビニがあると、つい寄ってしまうという方は多いのではないでしょうか。
特に朝はコンビニコーヒーを飲むことで、目覚めを感じるという方もいるかもしれません。
しかし毎朝100円のコンビニコーヒーを飲むだけでも、ひと月で3000円近くの出費になります。
さらに、コンビニではお菓子の新商品やコンビニ限定商品など、気になるものがたくさんあります。
これらの商品は安くておいしいと思っても、実はスーパーやドラッグストアなどで買うよりも高い場合が多いです。
またコンビニのお弁当やおにぎりなどは手軽で便利ですが、スーパーなどと比較すると値段が高く、栄養バランスも悪い場合があります。
このようにコンビニに寄る習慣は食費だけでなく、健康にも悪い影響を与えるかもしれないのです。
コンビニに寄る習慣をやめることは難しいかもしれませんが、その分節約したお金で自分へのご褒美や貯金などに使えば、より豊かな生活が送れるでしょう。
スーパーは特売日、割引商品を狙う
特売日は一人暮らしの味方です。スーパーやディスカウントショップでは、毎週決まった曜日に商品を大幅に値下げしています。
近所の店の特売日の情報は新聞の折り込み広告で見ることができますが、一人暮らしでは新聞を購読していない人が多いでしょう。
そんな人はネットを使い、WEBチラシを見ると便利です。
WEBチラシでは特売日だけでなく、特売品の種類や価格も確認できます。
ただし特売品を買いすぎてしまうと、節約どころか無駄遣いになってしまいます。
そうならないためにも買い物リストを作成し、必要なものだけを買うようにしましょう。
またスーパーでは、お惣菜や生鮮食品を定期的に割引しています。
これらの商品は消費期限が近いために安くなっていますが、品質は問題ありません。
一人暮らしで食事の準備が面倒なときや食費が厳しいときには、割引シールが貼られた商品を購入するとお得です。
特に仕事や学校などで帰りが遅くなったときは、割引された商品が多くなることがありますのでスーパーによってお得な商品を狙ってみましょう。
外食時はクーポン使い、支払いもお得な方法を選ぶ
一人暮らしをしていて食費がやばいとなかなか外食に行けないと思います。
確かに外食は高くつくイメージがありますが、実は工夫次第でお得に楽しむことができるんです。
例えば外食するときに現金ではなくクレジットカードやバーコード決済などを使えば、ポイントが貯まってお得になります。
ポイントは会社によって使えるものが違いますが現金や商品券、電子マネーなどに交換できたり、割引サービスや特典を受けられたりします。
またスマホアプリやグルメサイトから予約すれば、割引クーポンやお得なコースメニューなどをゲットできることもあります。
一人暮らしで食費に困っている人は、予約前にチェックしてみましょう。
一人暮らしの食費がやばい!食費の平均額と節約術まとめ
今回は一人暮らしの食費がやばいと感じている人へ食費の平均額と節約術についてまとめました。
一人暮らしを始めると自分の好きなように生活できますが、その反面食費の管理に苦労することもあります。
一人暮らしの食費は自分の食生活や買い物の仕方によって大きく変わるので、無駄な出費を避けるためには工夫をしていきましょう。
それではここで紹介した節約術を参考に、少しでも食費がやばい状態から改善されることを願っています。
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